海外留学 米大学

この記事のタイトルをご覧になって「海外留学なのに国内の大学?」と不思議に思ったかもしれません。
これから、そのカラクリをお伝えします。

前回の記事の最後に、「次回は海外の大学に安く留学する方法を紹介します」と書きましたが、実は海外の大学に匹敵するほど素晴らしい環境が整った『国内留学』をオススメする内容をご紹介します。

ただし、この国内留学先の大学には、最低1年の海外留学が含まれています。
海外での学費は免除されるため、実質無料で海外の大学に留学できるということです。

創立わずか10年にして東大レベル

その国内留学先の大学は、2004年に創立してからわずか10年。すでに人気度やセンター試験の難易度が東大と肩を並べるまでになった公立の大学『国際教養大学 』(Akita International University)です。

この大学が注目を集めている理由の一つは、100%の就職率です。
しかも就職先が三菱商事や丸紅、東北電力、任天堂などの一流企業なのです。

国際教養大学は、米国の私立のエリート大学とそっくりです。その主な特徴は以下の通りです。

  1. 大学創立の目的が、「国際社会で通用する教養人を育成する」と明確である。
  2. 徹底した少人数制度(一クラス平均17人)で、独創的なカリキュラムやサポート体制が組まれている。
  3. 入学後、社会科学、自然科学、教養科目を含めて授業は全て英語で行われる。
  4. 外国人教員の割合は56%。
  5. 1年生は全員が、キャンパス内にある尞に入居し、外国人留学生との2人部屋で生活。
    異なる文化を持つ者同士で、寝食を共にし、国際感覚を身につける。
  6. 24時間365日解放された図書館がある。
  7. 卒業するまでに全員が1年間の海外留学を義務づけている。

24時間、365日解放されている図書館海外では当たり前、日本では非常識?24時間365日開館の図書館 ※写真引用元:大学HPより

最近は、国際教養大学の受験合格倍率は8倍~10倍が当たり前になってきました。しか大手の予備校の偏差値で見ると、平均63です。東大や早慶などの超難関大学が平均68~70であることを考えると、英検準1級レベルの英語の実力さえあれば合格圏内に入ります。

何と言っても、国際教養大学の最大の魅力は“費用の安さ”です。

年間の授業料は、わずか696,000円。1年分の寮費は1日3食付で光熱費等も込みで46,3400円。授業料・寮費・入学金など諸々の諸経費を含めても、年間150万円もあれば理想的な環境で、しかも米国大学留学に匹敵する授業が受けられるのです。

海外への留学費用が高騰する今となっては、この大学のようにきちんとした環境が整っている『国内留学』に目を向けてみることをオススメします。

秋田国際教養大学ホームページ
http://web.aiu.ac.jp/

英検も受験も合格率No1